当事務所では配偶者のモラルハラスメント的言動(精神的虐待)で悩む多くの方々の離婚相談を受けてきました。なかには事件を受任し離婚に至った方たちもいます。
モラルハラスメントの被害者的立場から脱け出すためには、何よりも問題があることに気づくことが重要であり、出発点です。
当事務所ではモラルハラスメントのご相談に力を入れております。
詳しくはこちらをご覧下さい→モラルハラスメントのご相談
モラルハラスメントかなと思ったら、本サイトの以下の頁を是非ご覧になってみて下さい。
これがモラルハラスメントです |
モラルハラスメントに関する離婚相談で |
心理学用語としてのモラルハラスメントのご説明 |
専門家のあげる加害者の特徴的性格 |
離婚訴訟におけるモラルハラスメントの |
モラルハラスメント(略してモラハラ)とは、精神的な暴力、嫌がらせのことです。
これはフランスの精神科医「マリー=フランス・イルゴイエンヌ」が提唱した言葉です。
外傷などが残り顕在化しやすい肉体的な暴力とは違い、言葉・態度などによって行われる精神的な暴力は見えづらいものです。
精神的な暴力は、肉体的な暴力と同じ程度に、場合よっては肉体的な暴力以上に人を傷つけます。
モラルハラスメントは、家庭・職場・学校などどこでも起こり得る可能性があります。ちなみに、フランス法は2002年から職場でのモラルハラスメントを刑法上の犯罪としています。
夫婦間のモラルハラスメントが離婚の場面で問題とされることもあります。
モラルハラスメントの加害者は、まず、相手を不安に陥れ、自分の判断に対する自信を喪失させ、思考を停止させるよう心理的に操作し、自分の支配下に置こうとするものといわれています。加害者が相手を不安に陥れるためによく使う方法として、専門家は以下をあげています(マリー=フランス・イルゴイエンヌ著「モラル・ハラスメント」)。
・相手の考えを嘲弄し確信をゆるがせる
・ことばをかけない
・人前で笑い者にする、悪口をいう
・不愉快なほのめかしをしてそれがどういう意味か説明しない など
そして、DVとは違い、モラルハラスメントの被害者の場合、「自分では被害を受けていることに気付かない」というケースも非常に多いのです。
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